業界紙の記者コラム欄にて

コミュニケーション掲示板

業界紙の記者コラム欄にて

　弊社はこれまでささやかなではありますが社会貢献活動の一環として、自社事業で携わる環境分野について、主に小中学校の生徒さんを対象とした出前講座などの授業に協力させて頂いて参りました。
　当初は経営層や営業職の、所謂人前でのお話が上手なタイプがその役割を担ってきました。
　ところがその後、現場で実際に汗を流す社員さん達こそ、子供たちに生の声を伝える意義があるのではないかと考え、ここ数年は様々な持ち場の各社員さんらに講師を務めてもらっています。
　今回はその中でも、弊社の工場長が小学校に訪問させて頂いた際の様子と、その後のエピソードを、業界紙の記者コラム欄にて取り上げて頂けました。
　講義当日、子供たちは地元の大人が話す仕事のコトを真剣に聞いていました。
　その様子を収めた映像を、後日改めて社員たちと鑑賞しました。
　そこにはよく知っているはずの工場長が、少しだけ緊張して映っていました。
　彼が思い描く皆が働きやすい労働環境を実現するために、日頃から心掛けている仕事の流儀が分かり易く語られていました。
　ひとしきり鑑賞を終えて、普段は聞くことのない、日々の采配の裏側にある思いを知ったことで、現場全体の一体感が一気に強まったように思います。
　お世話になっている地元へのご恩返しと思い始めた取り組みも、蓋を開ければ大変有効な社員教育になっていたことを実感しています。